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2021/11/25

動物福祉学入門























 

乾期の涼しい風が吹くようになると、
やまねこは水を得た魚のようにぐんぐん元気になり、頭も活発に働き出します。

18世紀イギリスの『功利主義』から派生した動物福祉について、
10月から「動物福祉学入門」をオンラインで受講していました。
 
家猫の住環境や給餌方法を改めて見直したり、
普段から動物と接する上で感じていることの輪郭が浮かんで来て、
本棚から色々と引っ張り出しつらつら読み返しています。 





























人間による動物の利用を認める動物福祉から、
(ヒトにとっては)ラディカルに進んだ動物愛護案件では、
先日フランスが先陣を切って下記の法案を「圧倒的多数で」可決、
というニュースがありました。

この潮流が更に拡がるといいなー、と人権すらおぼつかない
タイから切に願っています。



(関連記事には、「ブリジット・バルドー」の近影と共に気になる見出しがあり
思わずクリック、動物愛護活動家としてローカルの人々と軋轢を生んでいるという記事にそっとページを閉じました)

2019/02/22

おすすめにゃんこ本



2月22日は日本の「猫の日」です。
去年から今年に掛けて出版された、猫に関する本4冊をご紹介します。

2016/12/08

Afterword


 
先月、リトルプレスroshinbooksから出版された写真集『Afterword』(深瀬昌久)
日本から届いたのでご紹介します。

写真家の愛猫としてはアラーキーこと荒木経惟の「チロ」と並び評される、
70年代後半に出版された深瀬昌久の「サスケ」シリーズ。今では手に入り難く
なっていますが、この写真集は『サスケ!!愛しき猫よ』(1978年)に掲載された
後書きの写真原稿から構成されています。

前作『Wonderful days』での元妻・洋子とシャム猫カボと黒猫ヘボとの生活から、
離婚を経験し、子猫「サスケ」を迎え入れ、色々な場所へ連れまわして
撮影する様子が伺えます。

キジ白の子猫「初代サスケ」はやって来てから程無くして失踪、
その後捜索願いの張り紙を見て届けられたのは、なんとサスケとは別の子猫でした。
その猫は、そのまま「2代目サスケ」として溺愛され、エネルギーのかたまりのような
子猫時代から、大人に成長していく姿が捉えられています。
サスケの背景に映り込む雰囲気には、ノスタルジックな昭和の感じが漂っていますが、
普遍的な日常生活の中の猫の表情や仕草を切り取ったショットに、
自分の知る猫たちのことを重ね合わせながら、じっくりと楽しみました。

猫を撫でているような手触りのカバーに、ガシガシ噛んだような裁断が
小口に施されていて、装丁にまで猫愛が溢れている写真集です。

ちょっとだけ中身をお見せしますね。






































2015/08/07

猫の耳









甘やかしてかわいがることを「猫可愛がり」などと言いますが、
文字通りにヒトがネコをかわいがる様子を目にすると、
こちらも微笑まずにはいられなくなります。

飼い猫たちの後頭部から、
耳の後ろの付け根の柔らかい産毛を人差し指でそうっと撫でたり、
きくらげのような感触のひんやりした耳たぶをつまんだり捻ったりしているうちに、
「噛んでみたい!」という衝動に駆られたことがあるのですが、
猫飼いの(若しくは猫に飼われている)皆さまはいかがでしょうか......

2015/03/11

キャットダディ/猫と話をする人


やまねこ社が最近読んだばかりの、ネコに関する新刊2冊を紹介します。  

2014/07/04

汎動物学


















人間と動物の病気を一緒にみる : 医療を変える汎動物学の発想

ヒトと動物の「違い」ではなく、「共通」の部分に注目して、ヒトと動物の境界線を取払い、
あらゆる生きものの健康を向上させるという、新しいアプローチ「汎動物学」についての本です。

特に興味深かったのは、コペンハーゲン動物園の給餌方法。動物園に来た家族連れが、気分を
害してしまう様な「死骸を与える給餌法」を採用しています。
他の動物の体を丸ごと与えられた肉食獣は、より健康的で、行動面にも好ましい変化が現れている、
とコペンハーゲン動物園の獣医師は主張していますが、多くの栄養学者達がその効果を認めては
いるものの、特にイギリスや北アメリカの動物園では反対世論が多く、この給餌法は採用されて
いないのだそうです。この給餌法から、ハイイログマのダイエットを紹介、そしてこの本の筆者は
なんと、そこからヒトの食生活と肥満についてのヒントを得ています。
動物の健康や幸福度を向上させる為に、生息環境を修正する「環境エンリッチメント」についての
言及もありました。

「野生と文明を渡り歩く生き物」(カ...カッコイイ♡)とも称される現代のネコですが、 私が
観察する限り、毎回同じ場所で、お皿の上にお馴染みのカリカリを出す度に「またこれですか......」
とでも訴えるような表情や仕草をすることがあります。野生と同じ食スタイルを!という訳には
行きませんが、与えられた環境の中で、室内飼いのネコの給餌法にも、胃と心を分離させない、
少し刺激を与えるような工夫があると、よりネコ様達の満足度が増すのかも知れませんね。

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前述の動物園の給餌法にショックを受けた方には、最近DVDで見た映画「ライフ・オブ・パイ」をお勧めします。
少年の冒険と信仰を描いた一元的な物語と思いきや、遭難する船で動物達との「食べる or食べられる」のシュールな極限状態に置かれ、最後にはどんでん返しまで!
見返してじっくり考えたくなる様な示唆的な言葉や、美しいシーンも沢山あり、とても深い物語でした。

2013/08/20

LOST CAT


















お仕事の移動中に、迷い猫の張り紙を見つけました。

「ペルシャ猫2匹、スクムヴィットソイ33周辺でいなくなりました。
 見つけた方はXXXーXXXまで電話ください。御礼します。」

毛並みの良い猫ちゃん2匹が通りを優雅に歩いていたら、きっと目立つことでしょう。
無事に見つかるといいです。

「迷い猫」と言えば、内田百閒の「ノラや」を思い出します。