via carefulmovig |
日本や海外からバンコクへお引っ越しされる予定の方から、タイの猫用品事情などについて、
ご質問のメールをいただくことがあります。
輸入品がほとんどで、お値段高め、種類も少ないですが、飼い主さんと猫ちゃんのこだわりがなければ、とりあえず手に入らない物は無い!と言えます。
今後のご参考までに、バンコクの動物病院、ペットショップ、猫用品の情報をこちらにも掲載します。
(06/DEC/'16 UPDATED)
動物病院、クリニック 近年は、ステータスシンボルとしてペットにお金を掛ける層が増えたためか、設備の整った病院や新しいクリニックが増えて来ています。タイの獣医師の多くは、英語で診察が出来ますので、日本語の対応が出来る病院(トンローエリア)をピックアップしました。
『トンロー ペットホスピタル /Thonglor Pet Hospital』
24時間診療、日本語窓口(平日は日本人通訳常駐)、設備が整っていること、便利なロケーションということで、シッターのお客様の多くが利用しています。
⇨注:2016年12月5日より、新設されたラマ9の病院へ、ほとんどの機能を移転しています。詳しくはこちらをご覧ください。
『スクムヴィット ベテリナリアン/Sukhumvit Veterinarians 』
平日8:00〜21:00
土日8:00〜19:00
平日のみタイ人の日本語通訳が常駐。
ペットショップ、ペットホテル(猫専用の
個室有り)も併設。
『チャルーンスック アニマルホスピタル/Charoensuk Animal Hospital』
24時間診療、日本語での診察は、
Dr. Wijit (土曜日9:00-17:00)
キミエ獣医(火曜日9:00-17:00)
が対応しています。
☆やまねこ社の猫 掛かり付け病院:『Payathai7 Animal Hospital』
BTSアリー駅から、徒歩5分くらい。24時間対応、ペット用の屋外ガーデン、 猫専用個室宿泊
ルーム有り。
他にBTSアリー駅周辺で、私が利用したことがあるのは、
-『Ari Pet Hospital』
設備は古いですが、院長が英語堪能で、 外国人の利用も多いです。
-『Pradiphat Pet Hospital』(HP無し)
週1でチュラ大から整形外科専門の獣医師の診察があります。
ちょっとユルい雰囲気で、レントゲン写真を紛失されたことも......
ペットショップ 日本人が多く住むエリアから、プレミアムフード、猫用品を扱っている
お店(生体販売するお店は除外しました)をいくつかピックアップしました。
お店(生体販売するお店は除外しました)をいくつかピックアップしました。
ーTHE MALL系デパート(パラゴン、エンポリアム、エムクオーティエ、ターミナル21など)
犬用品中心の品揃えですが、スーパーの一角にペット用品コーナーあり。
ーTHONGLOR PET CARE
トンローペットホスピタル向かい、病院運営のペットショップ 。療法食あり。
ーPET LOVERS CENTER
シンガポール系で2年ほど前にオープンしたばかり。療法食あり。グルーミングサービス
併設、ネット注文、デリバリーサービスあり。バンコク郊外に系列店The pet safariがあります。
ーP.A.T PET WORLD
ソイ26K-VILLAGE向かい、雑然としていて、猫用品は少なめ。
ーALL ABOUT PET(*HP無し。こちらに店内の画像あります)
ゲートウェイエカマイ2Fl.に2015年9月にオープン。グルーミングサービス有り。
療法食やプレミアムフード、トイレ、猫砂、爪研ぎ、おもちゃなど輸入物を中心に一通り揃っていて、
可愛い猫店員さん達もいました。
動物病院や上記のペットショップは、定価販売が基本になっていますが、他のエリアでは、
キャットフードと猫砂など10%前後の割引レートで販売しているお店が多いです。
ペット用品のネットショップもいくつかありますが、タイではこの分野のサービスが発達しておらず、
私自身も苦い経験があります。ずっしり重い猫砂やカリカリなどの配達はとても助かりますが、
代金引換払いにも対応しているお店の方が、最初は安心して利用しやすいと思います。
英語対応のオンラインショップをご参考まで→
-LAZADA
タイの大手通販サイト。猫用品の品揃えは豊富ですが、類似品(コピー商品)と思われるものも
多い印象です。配送料無料(ただし重さやサイズによってチャージが加算される場合あり)
-ORAMI by Moxy
『(旧)Petloft』猫砂やプレミアムフードは割引レートで、LAZADAより安く買えるものが
多いです。B1,000以上購入で配送料無料。
-PET LOVERS CENTER
トンローに実店舗有り。B2000以上購入で配送料無料。
実店舗で定価よりも安く購入したい方には、他のお買い物のついでにもなり、場所も分かりやすく駐車も簡単な場所ですと、オートーコー市場並びと向かい側のエリアにペットショップが何軒かあります。
キャットフード こちら(バンコクで手に入るキャットフード)をご覧ください。
2015/3月現在 バンコクで手に入るプレミアムフードのメーカー (*画像は公式HPからお借りしました) |
追記:猫用のおやつは、犬用のそれに比べると、種類が少ないです。
最近はタイ産の日本メーカーや輸入品など、少しずつ増えてきています。
猫砂 木系(チップ、ペレット)、鉱物系、シリカゲル、紙系など、一通りありますが、輸入品がほとんどのせいか、在庫も流動的で、いきなり手に入らなくなった!などということもあるので、複数のお店をチェックして、定番のメーカーを選んだ方が安心です。
人気のある鉱物系の猫砂を扱うお店が多いですが、粉塵の影響も気に留めておいた方が良さそうです。
ペットシーツは、タイのメーカーのものが手に入ります。
2015/3月現在 バンコクで手に入る猫砂の一部 |
☆やまねこ社の猫は、 おしっこがしっかり固まり、消臭力もある木のチップ『CAT'S BEST』(画像一番左上/ドイツ産)を使っています。以前は同じタイプで値段の安いポーランドや米国産を使っていましたが、サプライヤーが取り扱いを止めたとのことで、切り替えました。
【お客さまのM様より:『CAT'S BEST』は、日本で人気のある『キャッツエコ』と同じものと思われるそうです。以前は日本から大量に持ち込んでいたそうですが、『CAT'S BEST』に切り替えたとのこと。また40Lt/17.6KG(他に10Lt,15Ltがあります)の袋入りをORAMI by Moxyで購入すると、値段は日本のほぼ4割近く安くなるそうです】猫トイレ 欧米や日本からの輸入品、最近はタイ製のトイレも見掛けます。
お店により在庫も商品もまちまちなので、何軒か当たってみた方が良いと思います。
キャットタワー シッターのお客様の中では、お引っ越しの際に持ち込んでいらっしゃる方も多いです。バンコクのペットショップでは、ポールタイプの爪研ぎの上にベッドや足場がついたような、低いタイプを見掛けます(ピンクのファーとか、ヒョウ柄のセレクトがタイっぽいです)が、種類は少ないです。
→FIDEA BARON cat house
高さのある据え置きタイプ(183cmと120cmの2サイズ)を取り扱っています。実店舗では
→ORAMI by Moxy
『(旧)Petloft』低いタイプのタワーを何種類か取り扱っています。
☆やまねこ社の猫は、トンローにある猫カフェChicoさんで販売している、
スタッキング出来るボックス型のタワーと、日本から持ち込んだキャットバンテージプラス を
愛用しています。
Cat Scratching Furniture via KAFBO |
爪研ぎをこちらでご紹介したこともあるタイのメーカー『kafbo』では、スタッキング可能で、爪研ぎも出来る段ボール製の箱シリーズがあります。積み木のように様々なタイプを組み合わせて、猫ちゃんの好みの高さやサイズ、お部屋のスペースに合わせることが出来るところが優れています。
メーカーのウェブショップ、バンコクの一部ペットショップなどで購入可能です。
タイでは販売されていませんが、オランダ生まれのキャットトラピーズ(吊るすタイプのクッションタワー) は、無漂白のコットン製の優しい雰囲気で、中身のクッションは現地調達して、かさ張らずに持ち運べるので、お引っ越しをされる方には便利だと思いますが、肝心の猫ちゃんが気に入ってくれるかどうかが心配ですね......
キャットトラビーズ via catstrapeze |
タイでは販売されていませんが、オランダ生まれのキャットトラピーズ(吊るすタイプのクッションタワー) は、無漂白のコットン製の優しい雰囲気で、中身のクッションは現地調達して、かさ張らずに持ち運べるので、お引っ越しをされる方には便利だと思いますが、肝心の猫ちゃんが気に入ってくれるかどうかが心配ですね......
猫飼いのドイツの職人さん作!via nydailynews |
猫ちゃんの為の立体空間を自作したい!という方には、バーンポー(通称『bang po』/Soi Pracha Rat 24、bang sue区)という木材(建具なども揃います)の問屋街、ホームセンター(HOME PROというチェーン店があります)やIKEAなどがあります。
【お客さまI様より:賃貸で壁に穴を開けることが出来ない場合は、日本のディアウォールなる商品(タイでは手に入りません)が良いそうです】
爪研ぎ 型は様々な麻や段ボールタイプ、縄を巻き付けたポールなどが手に入ります。
☆タイ産の爪研ぎやグッズは、こちらでご紹介しています。
おもちゃ 猫じゃらしから、ひとりで遊べるおもちゃまで、種類は少ないですが手に入ります。
またたびと同じ効果のある、キャットニップと呼ばれるハーブも、タイやアメリカ産のものをペットショップで扱っています。
グルーミング用品 ほぼ輸入品で、種類も少ないです。わたしは日本から持ち込んでいます。
猫草 タイ産の種から育てるキットは、ペットショップで取り扱っています。
また植木屋さんには『猫笹(タイ語で通称パイメーオ/ ไผ่แมว又はパイグン/ไผ่เงิน)』 と呼ばれる、
猫が大好きな笹があります。
猫のよだれで葉が傷むせいか枯れやすいですが、植木屋さんに相談したところ、
1) 2鉢以上を準備して週ごとに交互に食べさせる 2)食べたあとはシャワーでざっと洗い流す
3)株の下の方の枯れてきた部分はまめに剪定する などで比較的長持ちします。
薬品や塵などを被っている可能性があるので、最初にしっかり水で流しておく事をお勧めします。
葬儀と火葬 いつかは向き合わなければいけない愛猫の死とお別れ。
バンコクにはペットの火葬(読経や、骨壷の準備もあり)をお願い出来るお寺がいくつかありますが、
日本人の方が利用しやすいエリアのお寺をご紹介します。
ーWat That Thong /วัดธาตุทอง/(ワット・タートーン)
TEL:02-391-9616 BTSエカマイ駅に隣接、外国人の利用も多いです。
(2018.05.29 up dated) ペット火葬担当のテーさん(คุณเต้ 083-067-9699)へ
直接予約。火葬費用はB1,500(サイズや燃料費により変動あり)とスタッフへの
心付けB500/1人が目安になります。
ーWat Khlong Toei Nai /วัดคลองเตยใน(ワット・クロントゥーイナイ)
TEL: 02-249-6458 クロントゥーイ区、ラマ3通り近く。
事前の電話予約が必要になります。今までお世話をさせていただいた猫さんの場合は、
やまねこ社が代行して、予約などの手配を無償でお手伝いします。
また、バンコク近郊に「Pet Master」というペットの葬儀の代行業社(火葬は提携している
バンケーン区のWAT BAN BUA)があります。
バンコクの緊急事態 日中いきなりBTS駅付近で始まった銃撃戦で駅は閉鎖され、銃声に身を屈めながら歩いたり、いつ間近に洪水がやってくるのか分からず、バンコクをどのタイミングで離れるべきか、ストレスフルな毎日を強いられたり、政情の急変や災害などに遭遇してしまう可能性もあります。
猫さんの為の 「バンコクの緊急事態に備える」をご覧ください。
猫さんと一緒に、バンコクでも楽しい新生活が送れますように!