2012年からお留守番のお世話をさせていただいた、「ルル」ちゃん。
残念ながら、今年で4回目になるソンクランは、ルルちゃんとご一緒することが叶いませんでした。
今月から、ご家族さまと日本での新生活をスタートさせています。
バーミーズとシャムの血統を引く「トンキニーズ」という猫種で、タイにもご縁のあるルルちゃん。
出会った頃はとっても人懐こくて、 構って欲しい気持ちが抑え切れず甘噛みすることもあり、
一緒に遊ぶことが大好きでした。
急な長いお留守番を経験した頃から、少しずつお留守番の様子にも変化があり、ご家族さまの帰りをずっと待っているかのように、玄関のドアの前でうろうろしたり、じっと佇んでいることを多く目にするようになります。
ルルちゃんがさみしくないようにと、お嬢さんが代わりに人形を置いたベッドにぴったり寄り添い、寝室に引きこもっている姿には、私もホロリとなってしまいました。
不安な気持ちでいるルルちゃんに、私もどのように接したら良いのか戸惑う事も多く、試行錯誤しながら、彼女に色々と教えてもらったような気がしています。
お留守番の際には、お嬢さんが私ととルルちゃんへお手紙を残して置いてくれていて、それを拝見するのがいつも楽しみでした。回数を重ねるごとにイラストや文字が少しずつ上手になっているのに感心し、ルルちゃんを心配する優しい気遣いがこちらにも伝わって来て、いつも幸せな気分になりました。
ご家族さまからいただいたメールによると、 寒いのでルルちゃんも毎日お布団にもぐって寝ているのだとか!穏やかにぐっすり寝ているお嬢さんにぴったり寄り添い、一緒に夢を見ている様なルルちゃんの写真も添えられていました。
タイで沢山のお留守番の時間を一緒に過したルルちゃん。以前のお住まいの近くを通る度に、もうルルちゃんはお引っ越ししたのかと思うと少し寂しい気持ちになります。
ご家族さまと、いつもでも元気で穏やかな生活が続くことを、タイからお祈りしています。
ルルちゃん、またね!