2018/08/22

【お引越し】シロキチさん



今年出会ったばかりの、
シャムトラ「シロキチ」さん(9歳/雌)
ルーツを辿ればきっとご縁があるタイで、
束の間のバカンスを終えて、もうすぐ日本へ帰国です。





野良猫から産まれた、四兄弟のひとりだったシロキチさん。
最初に白羽の矢が立った器量の良い仔猫は、
ご家族のわしゃわしゃ攻撃に耐えられず、他所の里親さんの元へ、
最後まで母猫と一緒に残っていたシロキチさんが、
「残りものには福がある」を体現する存在になりました。







船便で到着したばかりの、大きな「シロキチハウス」から出て来ると、
床にゴロンと身を投げ出し、先ずは熱いクネクネダンスで高まる気持ちを表現。
何かが出てくるのを素早く察知するや否や、
可愛らしい声で「ニャ〜ン♡」と駆け寄り、ひざ下でスリスリが始まると
シッターは大急ぎでご飯の準備でした。





愛嬌のあるルックスとは裏腹に、ちょっと気難しい一面もありました。
「ご飯前」のグルーミングにはご機嫌に応じてくれるものの、
「ご飯後」は、手のひらを返したように態度が豹変!お腹も満たされて、
もう用無しのシッターが近付くと、地鳴りのような恐ろしい唸り声で
ピシャリと牽制します。

遊びには保守派で、目新しいおもちゃにシャー!!と激しい威嚇スイッチが
入ったかと思うと、いきなりゴロンと横になり、うぅぅ〜と何度も唸りながら
クネクネ戯れてみたり。嫌がっているのか面白がっているのか、
なんとも判断が付かない、複雑な反応を示すこともありました。









先日の最後のお留守番の後には、
急に食欲が落ちて、ご家族を心配させたシロキチさん。病院での検査の結果、
歯の炎症との診断で、痛み止めの注射を処置されたそうです。
早く回復して、いつもの食いしん坊が戻りますように。

大好きなご家族から思う存分わしゃわしゃされて、
日本で穏やかな日々が過ごせることを、心から願っています。
シロキチさん、いつまでも元気でね!