朝晩は大分涼しくなり、街中では一斉にクリスマスの模様替え、
すっかり師走モードになりましたが、
今年は一足早く、お別れの季節がやって来てしまいました。
茶トラの靴下をはいた猫、「ノイ」君。
先日がタイで最後のお留守番になりました。ご家族さまと一緒に、今月日本へお引越しです。
トンローの猫カフェ『Chico』さんを経由して、里親のご家族の元にやって来たタイ生まれのノイ君は、
ポンポンのような短い尻尾のボブテイルがチャームポイントです。
初めてお目に掛かった時はまだ1歳を過ぎたばかりで、小学生のお子さんたちと元気に遊ぶ、
やんちゃ盛りの男の子でした。
お留守番の回数を重ねるうちに、まだ幼なかった顔立ちにも少しずつ変化があり、
骨格もしっかりして大人の風格も出てきました。
猫じゃらしで遊びに誘うと、大きなソファに爪を立てながら右往左往、目をらんらんと輝かせ、
耳を水平にしてお尻をフリフリ、パッと獲物に飛びかかります。狩りも興に乗ると、いきなり床に
コロンとお腹を見せて、両手を広げて「バァ」のポーズをするのが、お得意でした。
タイ生まれのノイ君にとっては、
暖房の前で丸まってうたた寝したり、ご家族の温かいお布団にもぐり込んだり、
柔らかい日差しにのんびり日向ぼっこしたり、今まで経験したことのない、
日本での楽しい生活が待っていることでしょう。
ご家族さまの側で、いつまでも元気に過ごせることを祈っています。
ノイ君、元気でね!