2015/12/08

しおたろう君


くりくりの丸い目とぷっくりとしたマズル、
モフモフの大きな手がチャームポイントの「しおたろう」君。

初めてお目に掛かってから、ちょうど3年が経ちましたが、
来春のお引越しを控えて、先日がタイで最後のお留守番になりました。
 



日本生まれ、アメリカンショートヘアーのしおたろう君は、
小学生のご兄妹のお名前を半分ずつ受け継いで名付けられた、というだけあって
とても人懐っこく感情表現も豊かで、「背中にチャックが付いているのではないか?」と疑うことも
ありました(笑)。
先日は、上のお子さんがもう中学生になったとお伺いして、時間が経つのは早いな〜、としみじみ。
しおたろう君もお子さん達の成長と共に、少しずつ大人の表情になり、おもちゃへの反応も以前より
少なくなりました。




































毎回玄関のドアを開ける前、時にはエレベーターを一歩降りた瞬間から「フミャー!!」と元気な
鳴き声が聞こえてきます。身体中に響き渡るように喉をゴロゴロ、大きな手を交互にグーパーさせて
フミフミしながら出迎えてくれるのを、いつも楽しみにしていました。














































お子さん達が根気強く教えたという、ご飯の前の「待て!」「お手!」がしおたろう君の得意技です。
私もつい楽しくなり、何度もお願いすると、ご飯を待たされイラッとなったしおたろう君、
イカ耳(耳をピンと張って寝かせた状態)で「うぅぅーぎゅるぎゅるぎゅるー」と抗議すると
バッシャーン!と手をカリカリの上に勢い良く叩き付け、床に散らばった粒をポリポリポリポリ......
マイペースにゆっくりご飯を食べていました。



































日本でも「待て」と「お手」を毎日欠かさず、
ご家族と一緒に、いつまでも穏やかに過ごせることを祈っています。
しおたろう君、元気でね!