先日がタイで最後のお留守番になった「ちくわ」君(4歳/雄)。
新春に初めての日本へ、お引っ越しが決まりました。
PAWS出身のちくわ君は、客人があっても絶対に姿を見せないという、
大の人見知り。こんがり焼けた、おでんの具を思い浮かべずにはいられない、
絶妙なバランスのブチと縞模様に、スラリと伸びた手脚が
チャームポイントです。
ご家族から「手のかからない子」と称されていた通り、
鳴き声を耳にすることは稀で、要求や催促のアピールも無し、
いつも付かず離れずの距離感で、静かに過ごしている時の佇まいには
ハッとするような気品がありました。
独り遊びがお得意で、大のお気に入りだった「モンちゃん」は、
見るも哀れな姿になるまで引き摺り回し、ついに水没させられていた時には
大笑いでした。
大笑いでした。
その後は、自身の毛玉製「ちくわボール」が大ブームになり、
見失うことなく、隠しては追い掛けたり、その集中力に感心するほど
上手に遊んでいました。
規制が厳しくなり不穏な状況の中、ちくわ君が両手でボールを大事に
包むようにして休んでいる画像がご家族から届いた時には
張り詰めたような気持ちが、一気に和らぎました。
日本の冬の寒さ、タイ生まれのちくわ君はどのように感じるのかな、と