2021/04/21

【お引っ越し】レオン&ノア君、ピノコちゃん



「レオン(9歳/雄)」&「ノア(4歳/雄)」君
そして、昨年11月ひと足先に旅立った「ピノコ(享年7歳)」ちゃん。
 
今ごろは新しい環境にも慣れて来た頃かな…と一緒に過ごした時間を
懐かしく思い出しています。



























 
 日本生まれ、皆それぞれに来歴の違う、保護猫出身です。
 残念ながら、お目に掛かることは叶わなかった故・先輩猫チョビ君と、
 4匹の大所帯でタイへやって来ました。









































































 
 真っ白な被毛に、ミニマルな黒がポイントの「レオン」君。
 先輩を亡くしてから神経が過敏になり、パニック症状を起こしたことも
 あったそうです。普段からお布団の中に潜り込んで過ごしていることが
 多いと伺い、少し案じていましたが、レオ君は早々にご登場。
 物怖じせず、積極的に遊んでいました。


 












お留守番中の「偵察隊長」だった紅一点、「ピノコ」ちゃん。
脱走歴ありの頭脳派で、文字通り目をまん丸くして、シッターの動きを
じっと観察していました。「思っていることが顔に出るタイプ」と
ご家族からのコメントを思い出して、画像を見ながらまたしみじみと
偲んでいます。


 
 
 一番若くて、元気いっぱいの「ノア」君。
 警戒している時は、まるで子分のようにピノコ姐さんの後ろに控えて
 いましたが、遊びとなると2匹の追随を許さず、
 もふもふの毛をなびかせながら、力強いジャンプを披露してくれました。







 
 コロナ禍で、3匹ともすっかりご無沙汰していたところ、
 突然のピノちゃん訃報に言葉を失いました。
 
 火葬を済ませた帰り道、ご家族がお寺に住む猫たちをいち早く察知し、
 慣れた手つきで、さっと精進落としを振る舞う姿が強く心に残りました。
 「猫で笑って、猫で泣いて」というお言葉も忘れられません。




 
 それからしばらくが経ち、2匹だけのお留守番がありました。

 ピノちゃんの気配が残るお部屋で、レオン君はニャアと何度も鳴きながら、
 シッターのひざ下にコツンコツンと、何度も何度も頭突きを繰り返します。
 その感触にピノちゃん不在の大きさを感じて、また寂しくなりました。

 もう後ろ楯の無くなった若頭ノア君は、繊細なレオン君の支えになり
 頼もしい大人になったようでした。




 レオン&ノア君、心を開いてシッターのお相手をしてくれて、どうもありがとう。
 チョビ君とピノコちゃんが、いつも側にいて見守っていることでしょう。
 これからも2匹仲良く、元気で長生きしてね。