2019/04/05

【お引っ越し】ちゃと君












  
「ご長寿!」とお呼びするにはまだまだ早い、
若々しいルックスの「ちゃと」君(15歳/雄)。
もうすぐ、ご家族の待つ日本へお引っ越しを控えています。




日本生まれのちゃと君は、室外のベランダ生まれ。
野良の母猫「にゃんこ先生」の見事な先見性が功を奏して、
そのベランダのお宅に住まう、優しいご家族と暮らすことになりました。





バンコクでは、先住のワンちゃん、母のにゃんこ先生が相次いで先立ち、
残されたちゃと君は、以前より大分甘えん坊になったそうです。












ご家族以外には懐かないという、人見知りのちゃと君。
及び腰でやっと姿を見せると、 今度はご家族を探すかのように
閉まっているドアの前で、懸命に鳴いたり、前足でカリカリ床を掻いたり、
何とかして開けようと必死でした。






液状おやつにもっぱら目が無いお陰で、
シッターにも徐々に打ち解けてくれるようになり、
足元に付いて回ってスリスリしたり、声を掛けると「アン!」と甘い声で応えて、
すっかり朗らかな調子になりました。






 
ゆっくりマッサージをお楽しみになると、
リラックスして横たわり、上機嫌に尻尾を「タンタンッタンタンッ」と、
いつまでも床に打ち付けていた音が、今でも耳に残っています。



これからお引越しの難関をパスしたら、
その先には、またご家族揃って賑やかな暮らしが待っています。

ちゃと君、今までシッターのお相手をしてくれて、どうもありがとう。
ご家族の側でいつまでも元気で、長生きしてね。