愛猫家にとって身の毛がよだつようなニュースです。
8月12日付バンコクの動物愛護団体『WATCHDOG THAILAND』のFACEBOOK上の投稿によると、
猫の里親をFB上で募集していた複数の個人などから、多くの猫を引き取っていたバイクタクシー
運転手(その後の報道によるとトンロー警察署付近の登録だったとか!)の男のアパートで、
虐待されゴミ箱に捨てられた猫の死骸が、今までに20匹以上発見されました。
譲った猫の画像が、その男のFBにアップデートされていないのを不審に思った人達が
問い合わせると、『(病気や犬に噛まれて)死んだ』『部屋から逃げた』『親戚に譲った』などと
答えていたそうです。
その後『WATCHDOG THAILAND』が猫を譲った人々の証言や複数の証拠を得て、
通報を受けたフアマーク署の警察が家宅捜査に入り、部屋にあった証拠などから、
今後は法的措置を取る方向に動いているようです。
どのような気持ちで力の弱い子猫たちに手を下したのかと考えると、どんより暗い気持ちに
なってしまいますが、不審に思った人たちが声を上げ、SNSを通して明るみになったということに
ついては、今後このような事件を未然に防ぐきっかけになることを願っています。