あっという間に６月に入り、バンコクにも雨季がやって来ました。
先月までのサウナのような暑さ地獄から解放されて、
朝晩は大分過ごしやすくなりましたね。
日本では「猫ブーム」と言われている昨今ですが、
ペットフード協会による推計によると、猫の飼育数はを犬を迫る勢いになっていて、
年々差が縮まっており、今後は猫が犬の数を上回る（！！）見込みだとか。
愛猫家のひとりとしては嬉しい限りですが、犬と比較して「手間がかからない」
「散歩が不要」なども飼育数が増えている理由になっているようです......
そのブームの裏側を取材したNHKのTV番組（『追跡！ペットビジネスの闇』５月２６日放映／
上の画像をクリックするとご覧になれます）が動画サイトにもありましたのでご紹介します。
商品として店頭で生体販売される、ぺットの悲しい末路を映像で目の当たりにして
殺伐とした気分になりましたが、ネット上や女性誌にも散見される「にゃんこカワイイ♡」の
側面だけでなく、歪んだ流通システムを含めた情報は、「これから猫を飼いたい」という方に
とってもどこで猫を譲り受けるか、という選択肢を改めて考える機会になると良いな、と思います。
同じく先日放映された番組『サイエンスzero ネコとヒトとの優しい関係』も
こちらにアップされていました。「ネコは飼い主の声を認識しているか」「ネコと触れ合うと
脳が活性化する」など既出の研究や論文から取り上げられています。
ネコと暮らすヒトにとってはまあ当然だよなーという実験結果でしたが、
ネコの腎臓疾患の原因として研究されているという「ネコモルビリウイルス」については
初めて知りました。今後もっと研究が進んで、予防や治療に生かされることを期待しています。