2023/07/01

【お引越し】タマちゃん、ルアンくん、ナムターンくん

今まで約5年間、コロナ禍を経て、お留守番を一緒に過ごした
「タマ」ちゃん(17歳/雄)「ルアン」くん(6歳/雄)
そして去年から新入り「ナムターン」くん(1歳/雄)のオス猫トリオ。

もうすぐ日本へお引越しです。



日本生まれの「タマ」ちゃん。元々同居していた猫さんたちと折り合いが悪く、ご家族さまと一緒に1匹でタイヘやって来ました。

平穏な暮らしから一転、やんちゃな茶トラのルアンくんが家族に加わったり、体調を崩して通院したり、療法食断固拒否の駆け引きが続いたり、色々なことがありました。

「頑固な偏屈爺さん」とも称され、お留守番中は執拗に絡むルアンくんとその手下と見なしたシッターを避けるべく、安全なハウスに引きこもりがちでしたが、たまに存在をアピールすべく表に姿を見せたり、ブラッシングに応じてくれることもありました。

 
去年からは更にやんちゃなナムターンくんが加入したこともあり、少し痩せてしまったそうなのですが、ルアン君が後輩のお相手で大忙しのせいか、お留守番中の調子も安定していて、ご長寿の威厳が増したようです。

 


バンコクの動物病院で保護されて、運良くご家族に迎えられた、茶トラの「ルアン」くん。

初めてお目に掛かった時は、まだ子猫のあどけなさが残っていて、わんぱくパワー全開で大暴れ。訪問するといつも欠かさずお出迎えがあり、喉をごろごろ、左右満遍なくの頬擦り大サービスでもてなしてくれました。ハイジャンプの名手で、貫禄が出てきた中年に差し掛かっても衰えを見せず、見事な運動能力を発揮していました。



ご家族さまから「タマちゃんストーカー」「牧羊犬」とも称され、成長過程で大先輩に大きな負担を掛けたと思いますが、今やあのルアン坊やが、後輩の取っ組み合いのお相手をしたり、我がもの顔の割り込みにも優しく譲っている姿を目の当たりにして、大人になったなーとしみじみ。図らずともタマちゃんへの恩返しだな、と嬉しく思いました。




当時生後2ヶ月、工事現場付近でコールタールまみれになっていたところを、ご家族に救出された「ナムターン」君。

小鬼のような大食漢で先輩たちのご飯にまで手を出し、無邪気なありとあらゆる行動が以前のルアン坊やと重なって大笑い。シッターが中腰になると、すかさずパッと背中へ乗る曲芸「小猿の肩乗り」が得意技でした。


 

今までのお留守番の画像を見直してみると、様々な楽しい場面が甦りました。
宝物のような想い出を残してくれた3匹へ、感謝と共に今はまだ少し寂しい気持ちです。




タマちゃん、ルアンくん、ナムターンくん、今まで本当にどうもありがとう。
日本でもご家族の側でずっと一緒に、いつまでも元気でね!